あら川の桃とは


 起源を訪ねる

 桃の原産は、中国の黄河上流、陝西省の高原地帯だといわれ、
日本には縄文か弥生時代に伝わったと考えられています。
当初は、食用としてよりもむしろ観賞用の花木として珍重されていました。

江戸時代には、全国に産地が広がり、200種以上が栽培されていたといわれています。
果樹としての栽培が盛んになるのは、明治時代の初めからです。

 紀の川市桃山町の前身、安楽川(あら川)での桃の栽培の起源は、
元禄年間にまでさかのぼるともいわます。
 しかし、それを伝える文献はありません。現存する文献には、天明2年(1782年)
段新田の「村垣家」の当主弥惣八が、摂津国池田庄から桃の木を導入したと記されています。
現在は、これが”あら川”における桃栽培の始まりとするのが定説となっています。



 おいしさの秘密

 「あら川の桃」はその質の高さ、味の良さから全国的に高い評価を得ています。
おいしさの秘密は、紀の川市桃山町の地質と気候にあります。
砂れきを含んだ水はけの良い地質と温暖な気候が、桃栽培に適しているのです。

 しかし、何よりも生産者の手間を惜しまない栽培方法、品質改良へのたゆまぬ努力こそが、
質の高い桃を生み出す最大の秘訣です。
 生産者は、剪定・摘花(果)・袋包み・害虫駆除など各行程ごとに多大な労力をつぎこみ、
ひとつひとつ丹誠込めて育てています。


だからこそ「あら川の桃」はどこよりもおいしいのです。


  桃の効能ア・ラ・カルト

  桃の、単においしい果物というだけではなく、古くから薬用としても重宝されてきました。
果実はもちろん、花や葉にもさまざまな効果があります。

 桃の果肉は食物繊維を多く含んでおり、下痢や便秘を抑えるなど整腸作用があります。
 またカロチンやビタミンCといった抗酸化物質も多いので、血圧を下げ、コレステロールの沈着を防ぐなど高血圧や動脈硬化にも効果があるといわれています。
 桃の花の芳香成分と可憐なピンク色には、情緒不安定を解消する効果があるといわれています。
 特に生理中や更年期など、ホルモンのバランスが崩れ、イライラしがちな時期には鎮静効果が高いようです。
 桃の葉にはタンニン、フラボノイドなどが含まれており、皮膚を活性化させる効果があります。
 桃の葉を入れたお風呂は「桃湯」と呼ばれ、あせもや湿疹、かぶれ、打ち身、ねんざに効果があるとして、昔から民間療法のひとつとされています。

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 あら川の桃振興協議会
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